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「オフセット印刷」と
「オンデマンド印刷」の違いは?
プロがわかりやすく解説

カラーチャート
画像名
メイシ君

名刺を作成するとき、誰でも満足のいくものを作りたいと思うはず。 渡す人に「キレイだな」「かっこいいな」と感じてほしいですよね。

家庭用プリンターの自作名刺とは違い、圧倒的に綺麗に仕上がる商業印刷には大きく分けて2種類あります。 それが、名刺作成サイトを探すと印刷方式にある「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」です。
どちらも高品質な印刷ですが、その違いを解りやすく説明していきます。

[目次]
・品質にこだわるなら「オフセット印刷」一択!
・仕上がりが速く、小ロットに対応する「オンデマンド印刷」
・まとめ

印刷機

品質にこだわるなら「オフセット印刷」一択!

オフセット印刷は、印刷のノウハウがつめ込まれたやり方。世の中の印刷物の9割は、オフセット印刷で印刷されているといってもいいほどです。
最初に、MacまたはWindowsのパソコンで印刷するためのデータを作ります。名刺やチラシなどのペラ物を作成するAdobe Illustrator、画像加工ソフトのAdobe Photoshop、本や小冊子などのページ物ならAdobe Indesignが代表的なアプリケーションとなります。これが卓上の出版を意味するDTP=Desktop publishingというものです。
次にそのデータで印刷するための版を作りです。これを刷版(さっぱん)とよびます。データから出力して刷版するのがCTPです。少し前までデータから製版フィルムを出力し、刷版していました。
版が完成したら、印刷するために、刷版したアルミ版にオフセットインキをのせてCMYKの4色を1回刷るごとに乾燥させて刷り重ね、フルカラーの印刷物を完成させます。小さな網点が重なり合ってカラーが再現されますが、そこには目に見えない職人の技が加えられています。印刷物をルーペなどでのぞくと、網点が見えるはずです。
そして、4色のカラー印刷が終わったら充分に乾燥させて余白を断裁機でカットして完成です。 色調や細い線の再現性など、微妙で繊細な表現ができるのがオフセット印刷の特徴です。

印刷機のローラーイメージ

仕上がりが速く、小ロットに対応する
「オンデマンド印刷」

オンデマンド印刷機の性能は年々向上し、高品質な印刷ができるようになってきました。
デジタル印刷のオンデマンドは、データを直接プリンターで印刷します。
データをプリンターに送るとプリンターがガシガシ動いてプリントされます。
プリンターといっても、オンデマンド印刷機は車くらい大きいです。
オフセットは1色刷るごとに乾燥させてから4回刷り重ねますので時間がかかりますが、「トナー方式」のオンデマンド印刷はダイレクトで完成品がプリントされます。
トナーの色数も多様で4Cの場合もあれば6Cのトナーを使う物もありメーカーにより違います。
印刷の手間が少なくて速いのがオンデママンド印刷の特徴です。

印刷機のアップ

[まとめ]
・印刷のノウハウがつまったオフセット印刷は綺麗に仕上がる
・小ロットや速さが売りのオンデマンド印刷の品質は年々向上している

名刺は「顔」になるものですのから、こだわって作るのがオススメです。